9度目の正直 ~ジョーカーズ解説~
どうもでんどろです。
第10回鐘紡CSで約一年ぶりにCS本戦ベスト16を超え、初優勝することが出来たのでブログに書くことにしました。
よくある勝ったときだけ書くアレですね。
「ジョーカーズ」
1 x 禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX
1 x ジョジョジョ・ジョーカーズ
4 x ヤッタレマン
4 x チョコっとハウス
4 x 洗脳センノー
4 x ゼロの裏技ニヤリー・ゲット
4 x ヘルコプ太
3 x 消王ケシカス
4 x ハクション・マスク
1 x ジョリー・ザ・ジョニー
3 x ゴールデン・ザ・ジョニー
4 x 破界秘伝ナッシング・ゼロ
3 x バイナラドア
戦績
予選
緑単ループ ○
ジョーカーズ ○
青黒デッドゾーン ○
ゲイルヴェスパー ○
赤緑モルトNEXT ×
本戦
赤緑モルトNEXT ○
白青サザンルネッサンス
白青黒ロージアミラダンテ ×○○
赤緑モルトNEXT ○○
大体はごく普通の内容なので、今回は禁断、ハクションマスク
の2つについてのみ解説させていただきます。
~禁断の採用について~
主にテック団の波壊Go!の牽制、デッキ圧縮を目的としています。
禁断+ゴールデン・ザ・ジョニー+破界秘伝ナッシング・ゼロの組み合わせは非常に強力で、暫定回答ではあるものの現在の裁定ではゴールデン・ザ・ジョニーで割ったシールドに複数の呪文S・トリガーがあった場合、使用宣言できるのはその内1枚のみで、2枚目以降は使用宣言が出来ません。
現環境で採用される4~5体の盤面を1枚で一掃できる呪文S・トリガーはテック団くらいで、単体のテック団をケア出来るのは大きなメリットだと考えました。
デッキ圧縮も馬鹿にならず、単純に引いて強いニヤリーゲット、2t目にバトルゾーンに置きたいヤッタレマンを引きやすく出来るのも大きな魅力です。
山札が薄くなるので終盤にLOの危険性が出てきたり、テック団+クリーチャーS・トリガーであっさり負けてしまったりと負け筋に直結するケースも少なからずありますが、それを考えても現環境で採用する価値は十分にあると思います。
~ハクションマスクについて~
最近のジョーカーズはこの枠にDの牢閣メメント守神宮を採用したものや、受けをバイナラドアに絞り、自分の動きを特化させた型が増えたように感じます。
ですが、自分は現環境でジョーカーズを使う場合このハクション・マスクは必須レベルのカードであると考えています。
理由はレッドゾーン、ロージアミラダンテの流行にあります。レッドゾーンには洗脳センノーが刺さりますが先攻トップギア→レッドゾーンのような動きには間に合わず、その場合盾にあるS・トリガー”クリーチャー”が勝負の鍵となります。攻撃されて手札に入ったナッシング・ゼロ(ニヤリーゲット)を複数枚使用してカウンターでワンショットを行なう為です。ハクションマスクはついでのように打点を削りつつ、アタッカーになってくれるので非常に心強いです。
ロージアミラダンテには手打ちのし易い除去として幅広い場面で使用します。この対面は自分の洗脳センノーを守りつつ、盤面を削り時間を稼ぎゴールデン・ザ・ジョニー+破界秘伝ナッシング・ゼロで勝負を決める勝ち方を狙います。
ロージアミラダンテ側は後発のデモンズ・ライトからの時の法皇ミラダンテXIIやレインボー・スパークからのタップキルを狙う為に盤面にエメラルーダ(又はカーネル)を置くプレイをよく行ないます。これにハクション・マスクを合わせることで盤面を捌きつつ、自分の盤面を広げることが出来ます。(序盤に引いたマスクを大事にキープするプレイを取ることが多いです。)
上記の2つ以外の対面でも、軽減から突如盤面に現れた永遠のリュウセイ・カイザーの処理や、白青サザン・ルネッサンスを始めとした小型を展開するビートダウンへの盤面の取り合いにも貢献できます。
確かに防御面ではケアされやすく、バイナラドア、メメント守神宮に比べ信用できない所はあります。しかし書いてあること以上に活躍するカードだと私は考えています。
ジョーカーズは非常に面白いデッキです。
細かいプレイも沢山あり、考えさせられることばかりです。
今回の鐘紡CSを通してジョーカーズのポテンシャルを十分に知ることができたと思います。
最後になりますが、自分を初優勝に導いてくれたジョーカーズ&カードを貸してくれた身内のみんな、本当にありがとうございました!!!!!!!!!
DMPの皆さんは魔方陣グルグルを観てください。
いや観ろ(強制)
ククリちゃんをすこれ。